情報発信にSNSをどこまで使う?

みなさんはネットとどんなふうに付き合っていますか?今回はデータ管理の視点から。

Twitter、FacebookやLINE、InstagramやPinterest、g+やLinkedIn、、、わたしは仕事がらあれこれ試してますが、結局続かない。SNSのアカウントを持って投稿アップロードすれば、自分の持つチャンネルだけでは届かないような人が見てくれたりする楽しさがあるから一瞬ハマる。続かない理由は「コンテンツデータが(あとから)まとめられなくなる」から。
コツコツと長く更新して、自分の過去投稿が溜まれば溜まるほど、そのライブラリーを整理したくなる。こまめにきちんとやっていた内容ほど、上手に整理したくなる。諦めるのは惜しい。けれども、殆どのサービスが、辞めたい人への「エクスポート」機能がついていない(放棄はできるけど)。

●仕組み側へ合わせるしか、ない
気づいたきっかけは昔のブログ。いざ引っ越そうと思ったら、テキストは取れるけど画像はダメとか、とれても記事と画像の組み合わせが全部バラバラとか、リサイズされてしまうとか。こうなると整理の大変さに気が遠くなる。それでもわたしはhtmlのコードを読んだりしながらなんとか引き剥がしたりしたけど、超面倒くさくて二度とやりたくない。いつでもその場を撤収できるようアップロードデータをローカルに置いておくことにしたが、これは日々の作業でもあり、どっちが面倒なんだか正直判らない。友人に相談された時も、おおむねそのような回答となった。

●結局、誰のためにやってるのかいつも悩む
更新をつづけると、新しく知り合った人に過去の更新履歴を見てもらいたいことも出てくる。でも相手がアカウントを持っていない(興味がない、手段を知らないなどもある)場合は一切の空気が伝わらない。しょせん日常の発信なのに、1つのネタをあちこちに投稿するなんてやってられんし。。
しかもSNS系を一切やってない人との世界断絶がいっそう深まっている気がする。何年も経つとリアルな人間関係と乖離してきてしまい辞めた、という声もかなり聞く。そうすると、サーバーにアップするリスクはあるのに、閲覧対象はどこかで限定される。手軽に継続できるのに、今を楽しむことがベスト。このロジックが面倒くさくなってfacebookの友人限定公開を止めてみたが、何も解決しなかった(笑)

●データはサーバー側の裁量
サービス側が提供するサーバ環境は信用しないほうがいい。一度ネットにアップすると永遠に消えないことも問題だけど、コンテンツ製作会社としては、大事にしていたものがいつ飛ぶ(消失する)とも解らないことの方がもっと問題。保全される保証はない。運用側がリスク回避という名目であちこちに保存したとしても、コンテンツだけ抽出保存するようなシステムをつくるのは面倒だから、きっと環境ごとバックアップをとりまくることになるだろう(とはいえコストが単純に2倍になるから、保全という意味ではそうそう増えないだろう)。
つまり、コンテンツは自分のものだけど、サーバーデータとしては運用側のモノとして、結局彼らの手にゆだねることになる。

●自衛のためにはどうする?
SNSは「サーバー+コンテンツ」というデータ構成よりも「アプリ+クラウド」だろうから、データ管理はさらに複雑になっていく。クラウドは、サーバー管理者ですら、どのデータがどこに格納されているかもう追跡できない。自分のデータがどこに漂っているのか誰にも把握できず、削除したくても永遠に削除できず、もし無責任な会社がサーバーデータを放置するようなことが今後起きれば、そしてそこにもし自分の過去のデータがあれば、放置データとして全世界に流出する可能性もある。宇宙ゴミとおなじ。オソロシイ~。。。

ということを考えると、やはり置き場所は最小限にするのがいちばんのリスク回避。改修も自由にできるし、編集も自由。やりたい内容によっては多少の知識は要るが、餅は餅屋で専門職へ任せることもできる。
私は数年前からサーバーを1棟用意して、信用できる仕事仲間の技術者に管理してもらい、会社のサイトやブログなどを1ヶ所にまとめた。これで事故が無いとは思っていないが、少しはマシになったと思う。分散がリスクか、集中がリスクか、これは永遠のテーマだけども、こと「管理」を考えると集中をおすすめ。

そうしてSNSから少しずつ足を洗い、わたしが現役引退か、あるいはこの世から居なくなるころには1か所にまとまっていることに、、、なっているはず。

(飯島)