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STAP細胞の論文が世紀の発見から一転して不正・ねつ造とされている。科学的な知見ゼロの私にとっては冷やかしの立場を超えないが、理研の発表の「未熟な研究者が独りで行った不正」と発表したことは、他人事であっても不快なものだった。

素人なりに思ったのは「はやばやと「ねつ造」とまで断言できる根拠が見つけられるのであれば、逆になぜ発表前それを見つけられなかったのか」である。組織である以上、発表前にチェックできる仕組みが必要であり、その仕組みづくりのために最善の努力をしているだろう、という前提で社会は回っているはずである。(だからこそコンプライアンスだのCSRだのと今の世の中はタイヘンなのである)

それでも、研究というのは未知の世界を拓くことだからだからこそ、研究者本人でしかわからないことが多いだろう。そこがどうしても最後の確認として難しいんですよねー、というような話であれば理研にも同情できたけれど、あれじゃ「やっちまったなー!トカゲの尻尾切り」という印象だ。

研究者に向かって「若くて未熟」という表現は間違いだとは言わない。でもその言葉は当人の将来に期待をこめた場面で使われる表現であってほしい。いい年をした大人で、そこそこに“こなれた”感のある「熟達者」が、不都合なことを弁明するために出てきた大衆の面前で吐く言葉としては、あまりにドギツくないだろうか。

私たちも難易度こそレベル違いだが世の中に存在しないものを生み出す世界。だからこそ製作プロセスや、論旨への検証は常に行なっている。もし一定の成果物となって不本意な結果を生み出しても「若くて未熟な社員がやったこと」で済むはずがないと思っているし、だからこそ「社の考えは、製作物(納品物)の品質と同義」であり、この重要さを理解してもらうことに心を砕いている。

不正・ねつ造だったかどうかはさておき、この問題が彼女の心と人生を潰すような結果にならないよう配慮すべきだと思う。そして彼女には、厳しい局面だろうけれど頑張って乗り越えて、いずれ将来にザマァミロという結果につなげてほしいと願ってココロで応援している。

若い女性が活躍する場面を見るのはやっぱり嬉しいし、それは私が女性だからというひいき目があるからなんだけどね。

(飯島)

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