社会常識に欠ける医師が問題なのか?
麻生総理の発言内容は聞いてないので、それで騒いでいる報道をみて思ったこと。
私は義兄が某大学病院で麻酔医准教授として働いているし、相方の近親者にも医師がいる。また、ここ10年ちょっとで祖母が亡くなり、母が倒れ、父が癌になり手術などを経て亡くなり、と、その都度さまざまな医師を見てきた。麻生総理の発言を聞くまでもなく、医師にも当たりとハズレがあり、差が激しいというのが私たち家族の正直な実感だ。
あの医師が何度も針を刺しなおすような失敗をしなければとか、あの医師が君は元気そうだと追い返さなければ、未だ生きていたかもしれない、なんて思いを経験しているので、我が家の中では「麻生さんもたまには良い事言うねぇ~」という受け止め方だった。
まぁ何でもそうかもしれないけど、結局は玉石混交ってことなんじゃないかなと思う。
○○だから賢いとか、人格者だとか立派だとか、そういうことではないということだ。
医師会は大きな票田だとか、大勢は自民党から民主党に付いたとか、そんな報道も見ていたから、ガヤっている人の大半は、その辺りの利益に関する別の意図であろうと思う。小さい話だ。
米国オバマ次期大統領の演説はカッコよかった。あれでこそ選挙に行く気にもなるだろうし、勝利演説の場でよもや暗殺などと、変化を好まない人達が強引に流れを断ち切るようなことにならないよう真剣に願った。日本にはビジョンを出せない政治家が多すぎる。
今の日本はここ何十年もかけて合理的で、効率よく、正確に、山ほど製造できる仕組みづくりに邁進して、几帳面な日本人は確実にこなし、余剰人員は「経費削減」として社外へ放出してきた。
さらにこの“情報化社会”とやらで、伝達のスピードが飛躍的に進み、間の仕組みは価値を失った。システム化は進み、何でもパターンで対応できるようになり、効率が上がった結果、さらに余剰となった人員は増え「経費削減」となる。
スーパーなどで買い物している時に、どこまでも続く棚にびっしりと商品が並んでいるさまが薄気味悪く感じることがある。お金が無い人や時間を持て余している人を世に簡単に排出し、モノを大量に製造して、売れないから安くする。いまだに価格競争に競り疲れることが仕事の厳しさだと思っている人も少なくない。普通に考えたってこれだけの危機感が沸くのに、誰も何の対応もせずに、これから先、本当にどうなるんだろう?
話は変わり、フリーターというだけで書類選考を通れず、仕事に就けない30代が減らないので、採用企業に補助金のようなものが出る仕組みになるような記事を目にした。
またくだらないことを。
フリーターを雇わない企業が多いとすれば、パートタイムという身分でズラッと並んだ職歴がどういった本人のキャリアになっているのか、中小企業には評価する術がないからだと思う。どういう勤務形態にせよ、採用に結びつくような能力や技能が測定できるような評価基準を新しく作って、採用の足がかりを増やしてあげる事の方がよっぽど必要では無いだろうか。人材が戦力に育つまでには手間と時間がかかるのだから、人材育成の中・長期プランを中小企業が導入できるような形で提供するとか。
ところが、だ。某求人媒体サイトの職種と職能のDB化が、国が把握している実情よりも確度が高いとかでお褒めをいただいたんだそうだ。その考え方を基準に使うとか使わないとか、そんな話もあるそうで。
税金とってくだらないお金をばらまいて、イザという時は民間が投資したノウハウに便乗か。気楽でいいよな。政治って何のためにあるんだろ。
フリーターと呼ばないだけで、実態は大差ない派遣社員という課題だってあるのに。
補助金に飛びついて採用する企業は、補助金のメリットを使い切ったらその人材は切るよ。だってお金目当てなんだものね。


