2007年10月

← 2007年09月 | Main | 2007年11月 →

2007年10月30日

先日、お得意様先の取材前に、早めに訪問しランチを共にしました。担当の方とカウンターに並んで美味しい和食をいただいたのですが、反対側の隣に座ったおじいさんに気遣って、食事途中で少し横にずれてあげたのが災いして腰を痛めてしまいました。

食事中は全く気づかず、席を立ち会計を済ませ、ビルの外に出てしばらく歩いたら、どうも腰が痛い。ちょっとしびれるなぁぐらいにしか考えずに歩き続けてみても、痛みは秒単位で強くなっていき、急にがくんと歩調が落ちてしまう。横で一緒に歩いている方も異変に気づき、おや?という顔をし始める。何とかごまかそうとするが、気持ちとは裏腹に体はどんどん動きにくくなる。折り悪く道路の向こうへ渡りたい信号がチカチカするが、その時には歩くのも精一杯になっていて、うっかり駆け出したらその瞬間に足がもつれて顔から転びそうだ。

これはのっぴきならないぞと覚悟し「どうも腰が痛い」と告白するが、既に私はよちよち歩きでしか進んでいないことに気づく。そこから100Mも歩いたかなぁ。先方の事務所になんとか辿り着いて、背もたれのある椅子にありつくが、もうダメ。もう明らかにダメ。先方は「きっと疲れがたまっていたんでしょう」と気遣ってくれるが、それももうウワの空で、明らかに自分の頭の中には良くなるどころか悪くなることしか浮かんでこない。

そうなると今、この場の仕事をどうするかである。もうそのことと、動かない体をいかに自然に見えるように動かすかで頭がいっぱいになってしまう。タイミング良く到着したうちの若手に要点を引継ぎ、帰ることに腹も決まった。その頃にはもう、来てもらったカメラマンに挨拶するにも椅子から立ち上がれない。座っていても上体も曲がらない。取材部屋への螺旋階段が上がれないし、笑顔すら苦痛になってきた。

その場にはいかにも邪魔であることが明白なので、思いつく限りを想定した指示をカメラマンに出し、お詫びをして、私だけそそくさと退散し会社を出る。しかしもう体がいう事をきいてくれず、敷地の外に出るのに全ての体力を使い果たして、通りがかったタクシーになだれ込む。あーあ。やっちまった。完全にヘルニアだ!!!

翌朝時間を作って病院に行ったところ、どうやらお尻の左側の、ちょうどほっぺたの部分のスジがビシビシに凝っていて、そこを庇った結果が腰への負担となり「半身ヘルニア」になったのでしょう、そんなお見立てでした。やっぱりカウンターに座って、小一時間体が傾いていたんだなぁ~。

月末に休める余裕のないワタクシは、月曜から水曜まで友人の車に朝晩と送迎されて通勤しています。文字通り、重役出勤ですわ。
腰が痛いと、動くのもつらいが、じっとしているのもつらい。
こんな時ぐらい家でゆっくり休んだらどうかと進言され、実はかなりそそられました。よく考えたら今年に入ってからは、1日ゆっくり休んだ覚えがないしなぁ~。

しかし「こんな体じゃどうせ寝てる以外は何もできないんだし、頭は通常通り働くんだから寝るのも惜しいし、時間がもったいないから仕事に行くわ」と言ったら「いろんな考え方がありますね」と。
第一、ギックリ腰で休暇なんて、言うのも恥ずかしいしね!!

今年の記録的な体調不良に落ち込んでいたのですが、思わず「寝てるぐらいなら働く方がマシ」と答えた自分にひとすじの希望を感じたのでありました。
まだまだいけそうね、私。

2007年10月26日

某お得意様の依頼を請け、取材に行ってきました。
働き盛りの数名にお集まりいただき、自社について語っていただくものでしたが、醸し出す場の雰囲気が実に穏やかで良い感じでした。

そこの会社は、お仕事を通していろいろなご担当者様と接する機会がありましたが、その度にみんな似ているなぁと感じていました。弊社とのやり取りはコンテンツというモノづくりの一環なので、結論がはっきり解っていることは決して多くありません。
こちらの業界に発注し慣れた方が少ない会社さんは特に、我々の質問の主旨を理解する、あるいはどうしたいという依頼を我々に伝える、ということが難しい場合が多いようで、回りくどさを感じる場合も少なくありません。彼らもみな、慣れていないタイプであることは一言話せば直ぐ解るのですが、しかし、その「手探りのコミュニケーション」がスマートなのです。
地アタマが良いといえばそれまでなのですが、みな押しなべて要点が早いというのはすごいものです。

こういった雰囲気が、数集まると集団の持つ空気に変わり、そこで日々働いているとそれぞれが似てくる、そういった相乗効果もあるのかもしれません。
つくづく思うのは、ボスが音頭を取る「社風」がある一方で、構成員全体の“匂い”が創出する「社風」があるのだなぁということです。
これには創業何十年という歴史も作用するのでしょうが、3年ちょっとのアイデアパンチはまだまだ形づくりの途中で舵取りが重要な毎日ですから、少しうらやましいなぁと思う時もあります。

とんがって突出した要素がない分、外から見れば平凡に映るかもしれません。それはクリエイティブを依頼される我々の立場からすると難しい相手かもしれませんが、こういう会社の、平凡で当たり前の、ちょっと懐かしい気もする上質さというか手堅さは、この空気をそのまま運ぶことが一番のPRなんだろうと感じています。難しいだろうなぁ~。

2007年10月25日

私事ですが、10月21日に結婚しました。
当日はすっぴんのままタクシーで母と一緒に9:20に椿山荘入。お化粧も、水おしろいも、心配していたアレルギー反応は無く、一週間前から悪化した首筋のカブレ痕まできれいに消していただき、我ながら「花嫁」に化けました。素敵でしょ?(笑)
化粧と着付けを担当していただいた永本さんはとってもお上手でした。ご指名するならぜひお薦めします。
角隠し
角隠しは、神殿での式が終わるまで着けておくものなのですね。


お天気も快晴で、外に出ると日差しがまぶしいぐらい。当初想像していた紅葉には未だ早い気候で、少し汗ばむ暖かさでした。みんなドレスアップしてきてくれたから、寒いと風邪をひくのではないかと心配していたのですが、布団を着ているような私以外はちょうど良いようでした。
身内と、身内扱いしても失礼に当たらない友人とで、穏やかな、和やかな一日だったように思います。
友人全員と庭園写真
列席の友人一同。「お庭の素敵な椿山荘」を満喫。


披露宴は「食事会」として当初どこかのレストランを借りる予定で考えていましたが、皆の移動も大変だろうということで「美味しい食事とお酒とで、自然と話がはずむ」ことを目指して企画しました。
お料理も鉄板焼で、たくさんあったし、美味しかったそうです。私は帯を締めているので空腹だけれども食事が「腹」に落ちていかない。。。たくさん残してしまい、とっても残念。でも各テーブルに焼き方さんが付いてくれて、列席者はひたすら食べればOK。木春堂、お薦めです。
結婚式と食事会の雰囲気


一人一言を皆さんにお願いしましたが、みんな面白いし話もうまい。性格も出る。
まもなく40代に差し掛かる年頃の結婚式は、若い華やかさが無いけれども、かみしめるうまみがあるという感じでしょうか。出逢いの場としては物足りなかったか。。。

しかし、10歳の姪のスピーチが一番ウケていた。うーむ、ナカナカやるな。将来が怖い。。。