人前式結婚式に参列

← 毎日更新 | Main | 新宿一望 →

人前式結婚式に参列

先日友人の結婚式へ行ってきました。いくつになっても華々しい場所はわずかの緊張と期待感があるものですが、今回は会場が羽田空港ということもあり、帰省するような気分もちょっと味わえるというオマケつきでした。

wedding.jpg

友人は「人前式」での挙式です。概念みたいなものはうっすら承知しておりましたが、詳しい内容は知りません。しかし、人生を共にすることを誓う場に立ち会うというのは、なんとも緊張するものだと思っておりました。しかし、いざ立会ってみると、予想以上にサッパリというか、あっさりした感じで・・・。どうしてこういったことをやるようになったのか?かえって心に残ります。

結婚は成人であれば基本的に当人同士が決めることで、相手に誰を選んでどう結ばれようと当人の自由です。
しかし、恥ずかしながら30歳も過ぎてから知ったことですが「婚姻届や離婚届には、証人2名のサインが必要」です(証人はたぶん親族でもOK)。
自由に決められることではあるものの、いざ手続きの段階で第三者が必要になるというのは、立会う列席者が居ないと成立しない「人前式」と同じです。

個人の自由を当然として許容する現代に、自由に行える婚姻の手続きで第三者のサインが必要だということは、世の中は以外に面倒くさいものなんだぞ、舐めてかかるなよ、と誰かにいわれているような気がします。そして、第三者が居ないと成立しないという、ある意味で不自由な挙式スタイル「人前式」が、自由の精神が行き渡った現代でのブームであるということが、興味深いねじれ現象のように感じます。

思うに「人前式」は、とりわけ「立ち会ってくださった方々の時間と誠意を無駄にしない」という、コトの重みを判っているという前提で行うものなのではないかと思います。また立ち会う人たちも、そのような思いを少なからず持って参列する。親しき仲にも礼儀あり、ではないですが、互いの緊張感があってこそ有機的に成立する儀式ではないでしょうか。

参列した私にはかような緊張感は、あったようで、なかった。そこに今回の拍子抜けした感じの原因があるのかもしれません。

たとえ面倒であっても「やらねばならないことは粛々と行う」べき場面が増えてきました。避けては通れない大人への道として、甘んじて享ける毎日であります。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ideapunch.info/blog/mt-tb.cgi/34